空気も、水も まちを支えるエネルギーも 豊かな森から生まれます。
近年、長引く林業の低迷によって手入れが 行き届いていない森林が増加しています。 このままでは、綺麗な水・空気の源である森林の荒廃が進んでしまいます。 また、適切な森林管理は土砂や流木の発生を抑制し、 「災害に強い森林づくり」につながります。 私たちは、森の恩恵を未来に伝え、地域を支える力とするために 森林に放置されてきた未利用の間伐材などをエネルギーとして利活用する 木質バイオマス発電に取り組んでいます。 持続可能な循環型地域社会を構築することで、 自然の恵みを絶やさず、持続可能な形で次世代へつなぐ。 それが私たちの使命です。
森と地域を守る 緑の循環形成
「木質バイオマス発電」を核として、「未利用の林地残材の活用」、「素材生産業への還元」 「災害に強い森林づくり」、「人・動物・自然の共存」、「豊かな森林資源」で構成される 『みどりの循環形成』を通じて、持続可能な循環型地域社会の構築を支えます。
「バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を意味しており、再生可能な生物由来の 有機性資源(化石資源を除く)のことです。 バイオマスは成長の過程で大気からCO2を吸収して固定化されたものであることから、 バイオマスを燃料として燃焼させても、バイオマスを再生させることで大気中のCO2濃度を 増加させない「カーボンニュートラル」な特性を持っています。 バイオマスの具体例として、木くずや農産副産物、食品残渣、し尿が挙げられます。 このバイオマスの中でも木質由来のものを「木質バイオマス」と言い、 私たちはこの「木質バイオマス」に着目してクリーンエネルギーを創出しています。
過去のニュースへ >